辻義塾について


私たちの想い


この施設を作る事になった経緯

支援学級に在籍する子どもが小学校の頃、私は子どもの将来を考え様々な機構やサービスを当たりましたが当時は発達障がい児童が通える「放課後等デイサービス」が存在しませんでした。
また県内及び隣接県に支援学級はおろか専門の先生が在籍する高校もありませんでした。

そして進学したのは良いが、まっすぐ学校に行かない、学校へ入れない、クラスに入れない。そんな事を繰り返し「勉強する能力はある」のに進級できずに退学、引き篭もりになってしまう悲しい前例を耳にしました。

次に進学や団体生活を中心とする企業ではなく自身の子どもに適した就労先を模索しておりました。

しかし、今の子供に出来る事を考えると一人前の大人(納税者)になる事は非常に難しく、また一人で支援を受けながら生活する方法も見つかりませんでした。
能力はあるのにコントロールできない、障がいがあって生活が出来ないのに普通に見えてしまうために軽度と判断され支援を受ける事が出来ない・・・

私は自身の子どもが生涯特別な環境でしか生活できないとは思っていません、また同じように多くの保護者が普通の子ども達ように自立した生活をしてほしいと願っていると思います。

しかし 少なくとも私の子供は一般的な勉強、知恵、運動能力の部分では年相応ですが、こころの年齢が10年近く遅れています。支援学級に居る多くの子供たちには、自立した成人に成長するには、通常よりも多くの時間と支援が必要です。

この成長を加速させたり、特別な能力を開花させるには、子ども達自身の努力よりも、支援環境が大きな課題となります。

それを学校や事業所で完全に支援してもらうことは望めません。
子どもと同じように、多くの保護者も初めてばかりの難関に遭遇する中、自宅で特別な教育や療育の環境を作ることも、時間、知識、経済的な問題どれをとってもほとんどの家庭環境では非常に難しい事でしょう。

そんなことを日々考え悩んでいるときに、ひょんな切っ掛けで2012年より始まった児童福祉事業「放課後等デイサービス」の存在を2016年の春に知りました。

なぜ、数年前に何度も足を運んだ市役所の担当部署や支援センター、そして通学中の学校職員からこの情報が、目の前の問題とし必要としている私たちに伝わって来なかったのでしょうか?
これについては多くは書けませんが厚生省と文部省の違いや学校職員の仕事の内容などに関係しているように感じました。
また事実状況を知るにつれ、これらの革命的な改善が必要だということも知ることになりました。

子どもを通わせるために草津市内に現在する14件(2016年度9月時点で16件+辻義塾)の放課後等デイサービスに関しての情報を集めることになったのですが低年齢層向けや重身者向けの施設ばかりでした。
放課後等デイサービスは小学生1年生から高校3年生とされています。
私と同じような考えを持った保護者が多い中、全年齢を対象ではなく中高校生が社会へ向けた指導を行うに特化した施設が必要だと感じました。

そこで、
「中高生を対象とした施設がなければ作ればいい!」
「作るなら自身の子どもを通わせたいと思う環境を作りたい!」
そういった流れから急な展開ではありましたが、本事業の立ち上げの運びとなりました。

なぜ開設できるのか?

そもそもこの事業を知るきかっけとなったのは別事業で付き合いのあった小林さんが和太鼓を教えるボランティアをされてた経験から、質の高い療育を目指し新しく放課後等デイサービスを設立しようされていた事を聞いたことから始まります。
残念ながら様々な要因が重なり同時開設し提携していくことは叶いませんでしたが、小林さんから教えてもらった知識をもとに、我々が出来ること、子ども達にさせたいことを吟味し、たくさんの協力者とともに営利を重視しない施設が開設出来ることとなりました。
小林さんが代表を務める【日本心理カウンセラー養成学院】ホームページはこちら

なぜ、私たちが寄り近いか?

障がいを持つ家族や子供がいたり
自身、時代違えば支援学級に行っていたと思うからであったり
不登校の経験があるから、などといった
実体験から、発達障がいをもつ子どもに近い目線が作れると感じています。
また同じ一人の親として保護者の悩みや苦労、将来への不安がより近くわかる存在であると思います。

次世代に繋ぎたい

発達障害に遺伝的要素があることから考えると、この問題に向き合うのは私たち世代に止まらないということに繋がります。
事実発達障がい児童の数は年々増加傾向にあり、その子ども達が大人になって抱える問題点も目立ちつつあります。
子ども達の進学や就職、自立(独立)を目指すことはもとより、孫の世代、その先の事まで視野に入れるべき大きな社会問題だと私は考えます。

発達障がいを抱える児童が成長していった先、社会進出に社会の受け皿が追いついてない事実。
この問題は近い将来の話ではなく今現時点で起きている問題です。
何かを誰かを待つのではなくそれを知る私たちがこの問題に取り組んで行かなくてはなりません。

私たちは、「放課後等デイサービス」という児童福祉事業をはじめ、卒業生や今日行き場を無くしている同じ様な人達を雇用する事業確立を早急に目指したいと思っています。

家族を思う気持ちが、子供を思う気持ちが、友人を思う気持ちが、子ども達の時代(将来)を思う気持ちが同じだから「自らが動く」そういう考えを次世代に繋ぎたいと願っています。

2016年7月7日
合同会社RED&BLUE
代表社員 並河 優


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